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稲盛和夫塾長に経営を学ぶ

中小企業の経営者は偉い

「従業員を1人でも2人でも雇用している中小企業の経営者は偉い。今は、人間が1人で生きていくだけでも大変な時代。そんな時に従業員を雇用して、給与を払い続けるなんて、生半可なことではできない。日本で働く人の多くは、中小企業で勤めている。中小企業が日本社会の安定のために果たしている役割は大きい。経営者はどんな困難な状況に直面した時でも、従業員の雇用を守だけの気概を持って欲しい」

稲盛和夫氏と

これは京セラ名誉会長の稲盛和夫氏の言葉です。

北見昌朗は、稲盛和夫氏の主宰する私塾・盛和塾で学ばさせていただいています。稲盛和夫氏から、多くのことを学ばさせていただきましたが、最も好きなのは、冒頭に紹介した言葉です。

私は、中小企業の給与のコンサルタントという立場から、中小企業の経営の安定、ひいては日本社会の安定に寄与したいと念じています。

盛和塾に入り、京セラの稲盛和夫先生から、北見昌朗は経営を勉強させていただいています。利他行を学びたいです。

役所の発表モノに左右されない

北見昌朗は、大学卒業後、新聞記者を12年間していました。その頃、体験したのは役所の記者クラブで発表される各種の調査物でした。

役人の発表を聴きながら、何か違う、本当にそうだろうか? と首を傾げていました。
役所の発表は、役所のニーズ(つまり予算獲得)が背景にあるからです。

そこで、本当に何が真実なのか、自分で調査研究しなければいけない、ということを思い知らされました。

現地現物にこだわり、あるべき姿を

私が好きな言葉は「現地・現物」です。

経営者は、人の問題に常に直面しています。人の問題とは、つまり給与の問題でもあります。

給与の問題を考えるにあたり、気になるのは、ヨソの給与、つまり相場です。
自社のことは自社で決めれば良い訳ですが、そうはいっても気になるのは相場です。北見昌朗は、給与の現地・現物にこだわってきました。実際にいくら払われているのか、自分でデータを収集して、自分で分析してきました。

そこから生まれたのが、独自の給与統計「ズバリ! 実在賃金」です。

このような独自の調査を行うようになったのも、もとはといえば、前職での経験からです。

中小企業の発展に寄与する給与制度を提案したい

経営者は、毎日、決断を迫られています。
決断すべき事項の中には、自分が知っていないこと、苦手なこともありますが、それでも否応なしに決断を迫られます。
「もし事前に知っていれば良かったのに」と後悔することは、少なくないはずです。

北見昌朗の本業は、給与の調査研究と提案です。それ以外には何もしていません。
顧客はおかげさまで300社あり、毎日のように問題が相談が寄せられます。
そこから生まれる体験をもとに、明日の経営に生きる給与制度を提案していきたいと思います。

社長の味方であり続けたい

北見昌朗は自分自身が従業員30人を雇用する経営者です。
平成7年、36歳の時に、自宅の2階で開業しました。
以来、いろいろな体験を重ねてきました。中には、思い出したくないことも正直あります。
零細企業が人を雇用する難しさなら、誰よりも体験的に知っています。

「経営とは闘いだ」と自分に言い聞かせながら、己を叱咤激励する毎日です。
同じ立場として、社長の味方でありたいと念じています。