城内康伸氏の講演会「奪還:日本人難民6万人を救った男」
無料講演会 オンラインでも受講可能
「松村義士男」という人をご存じでしょうか? 多くの方は首を横に振ると思います。
敗戦後、大量の日本人が避難民となりました。朝鮮半島は38度線で分断され、南側はすぐ帰国できましたが、北側はソ連が占領し日本人の移動を禁じました。日本人は飢餓と伝染病(チフス)に苦しみ、多くの人が塗炭の苦しみのなかで息絶えました。
そんな地獄のなかで引き揚げに尽力したのが松村義士男です。松村は共産党の再建活動に関わったとして検挙されたこともあり、ソ連共産党とも人脈があって、そのパイプを活かして引き揚げにつなげました。
帰国させた人数は6万人にも達し、松村は「引き上げの神様」と呼ばれました。
しかし歴史が風化し、今では松村義士男という名前も忘れ去られました。その人物に焦点をあてたのが「奪還:日本人難民6万人を救った男」(新潮社・令和6年6月発売)です。
北見昌朗は本書を読み、熱く込み上げるものがあり、韓国在住の城内康伸氏を招きました。
講師 城内康伸氏(しろうち・やすのぶ)
1962年、京都市生まれ。日本経済新聞社を経て中日新聞社入社後、ソウル支局長、北京特派員などを歴任し、海外勤務は計14年、朝鮮半島情勢に関する取材歴は30年を超す。論説委員を最後に2023年末に退社し、フリーに。著書は最新刊『奪還―日本人難民6万人を救った男―』をはじめ、『シルミド―「実尾島事件」の真実―』『猛牛(ファンソ)と呼ばれた男―「東声会」町井久之の戦後史―』『北朝鮮帰還を阻止せよ 日本に潜入した韓国秘密工作隊』『昭和二十五年 最後の戦死者』(第20回小学館ノンフィクション大賞優秀賞)『金正恩の機密ファイル』など。
開催日 | 11月29日(金) 16:00~17:30 講演会(碧海信用金庫御園支店) 17:30~18:00 本の販売およびサイン会 |
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対象者および 料金 |
講演会は、どなたでも参加いただけます。無料。 |
お願い |
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講演会場 | 碧海信用金庫御園支店の6階 (名古屋市中区栄1-11-15 御園座の南) 講演会は、オンラインでも受講いただけます。 |
主催 | 双光エシックス(株)および社会保険労務士法人北見事務所 |
お問い合わせ | 北見事務所まで。 お問い合わせは電話ではなくメールでお願いします。 kitami-1@eagle.ocn.ne.jp |
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